キャッシングの時には必要な返済に関するシミュレーション
キャッシングをするときには借りたお金の使い道に意識が行きがちです。しかし、何よりも重要なのは返済が滞りなく行えるかと言う返済のシミュレーションではないでしょうか。返済の計画を蔑ろにしてしまうと、多重債務へと転落してしまうこともあります。場合によっては法的手続きを行わざるを得ないような深刻な状態に陥るかもしれません。そうならないためにはまず、返済のシミュレーションをしてみることが重要だと言えます。
返済のシミュレーションを行うときに重要なのは、あまり楽観的に返済予定を組み立てすぎないことです。どちらかというと厳しめに、毎回の返済の金額はできるだけ抑えた金額にしましょう。そして金利が既に決定しているのであれば金利を考える必要はありませんが、これから申し込もうと考えているのであれば18%程度の金額を設定して返済予定を考えたほうが無難です。そして利息はほとんどのキャッシングが一日単位で計算されます。良くありがちな間違いとして年利18%で10万円借り入れたとして「100000×0.18/365」の計算から「一日50円」と計算してしまうことです。実際には長いと35日サイクルでの返済になりますので、更に一日の利息に対して更に利息が加算されることになります。短期間での返済が可能な状況であればあまり大きな差額は出ませんが、これが数年単位になってくると思っているよりも大きな利息が発生することになるでしょう。極端な話、たとえ「一日50円」の利息であったとしても「一日100円」の利息が付くと考えて返済を行うぐらいの少し過剰な利息計算のほうが安全かもしれません。
とにかく、一度キャッシングを行ったのであれば返済が完了するまでは気を抜かないことが大切です。毎回の返済の金額によっては「元金が減らない」ということもあるのでその点にも注意して返済計画をシミュレーションしていきましょう。